パニック障害が世間でも一般的に知られるようになってきた。
パニックつまり不安や恐怖といったものは気持ちで抑えられる部分もあるが
それだけでは抑え切れないものであるのは体験者でないとわからないかもしれない。
しかし不安や恐怖が何を原因とするかを知っている人はほとんどいないのではないか。
不安や恐怖というわけのわからないものが襲ってくることを受け入れるためには
不安や恐怖というものが何かを理解すれば新たな対処の仕方が見つかるかもしれない。
この不安や恐怖というものを知っているか
知らないかでは大きく違ってくると思う。
この不安や恐怖に脳内物質というものが関係しているらしい。
カフェインやノルアドレナリンや炭酸ガスや乳酸やGABAなどが
不安や恐怖に大きく関係しているらしい。
これらの物質がどのようにして不安や恐怖を引き起こすし、
影響を及ぼすのかというメカニズムも詳細に書かれている。
もちろんメカニズムがわかればパニックがすぐ直るといったものではないが
気の持ちようで何とかなるものではないことを理解するだけでも
大きな収穫ではないか。自分にとっても周りの人にとっても。
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