2011年3月12日土曜日

地震のしくみ

 地球の表面は、プレートと呼ばれる10数枚の硬い板がジグソーパズルのように敷き詰められていて、ほとんど変形し ないでそれぞれの方向にマントルの動きにより(熱による対流が原因)、年間数cm~10数cm程度の速度で平行に移動しながら、ぶつかりあっ たり潜り込んだりしています。このような学説を『プレートテクトニクス』と言います。そして、プレート同士の境界ではお互いに影 響しあい、その結果、山脈、海溝、海底山脈の形成や、地震・火山活動を引き起こしています。

 日本に関係するプレートは4枚あり、「太平洋プレート」はほぼ西向きに、「フィリピン海プレート」は北北西の向 きに向かい、日本列島を乗せている「ユーラシアプレート」「北米プレート」の下に潜り込んでいます。そして、静岡県はこの4枚のプレ ートが地下で接しているという、大変特異な場所にあるのです。
 日本付近で起きる大地震は、下記のほぼ4種類に分類することができます。

(1)プレート境界型地震 (例=1994年三陸はるか沖地震)
(2)浅い場所でのプレート内部破壊による地震  (例=1994年北海道東方沖地震)
(3)深い場所でのプレート内部破壊による地震  (例=1993年釧路沖地震)
(4)地表近くの活断層による地震       (例=1995年兵庫県南部地震)






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