2011年3月5日土曜日

貪欲さはそんなに必要なのか?

「恋人なし」新成人77%…「貪欲さがないんですよ」

2011.3.5 09:21 産経ネットより
 結婚情報サービス会社オーネットが新成人を対象に毎年実施しているアンケートで「交際相手がいない」と答えた人が77%に上った。平成8年の新成人を対象とした第1回調査は50%で、年々増加傾向という。
対象となったのはインターネットショッピングなどの利用者が登録する調査会社楽天リサーチのモニター800人。
コミュニケーション論が専門の羽淵一代弘前大准教授(39)の研究では、「恋人いる派」は増え続けていたが、2000年代半ばに頭打ちに。最近は中、高校生の間で男女交際や性行為への興味自体が薄れる傾向にあるという。
若者の恋愛意識に詳しいマーケティングライターの牛窪恵さん(43)は、「不況もあって恋は二の次、三の次。昔は彼氏、彼女がいないと恥ずかしかった。今の男の子は『アッシー君』と言われても彼女をつくろうとする貪欲さがないんですよ」と嘆いている。

今の男子が彼女を作らないことを嘆く必要がどこにあるのだろうか。恋が人生のすべてではない、物欲しそうに女の子を追いかけない今の若い男子、いわゆる草食系と呼ばれている子たちは人生をそれなりに充実させて生きているのではないだろうか。浮ついた恋愛よりも深い関係を模索しているようなそんな気がする。それだけ時代が成熟してきたということなのではないだろうか。不況のせいではない。それは男子だけではなく女子にもいえることだろう。昔の古くさい感覚で今を語ることなかれだ。

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