2011年3月10日木曜日

子どもにすすめたい本 いやいやえん

子どもに本のプレゼントするなら,まっ先におすすめの本。

小学校の低学年の時にはじめて読んで夢中になった。

ちゅーりっぷ保育園のしげるは,やんちゃで,人のいうことをきかない子で,ようするに悪ガキです。

でもにくめないやつ。みんなでクジラとりに出かけたり,チカちゃんのまねをしてひどい目にあったり,

山の子グマのコグちゃんが保育園にやってきたり,いろいろなできことがおこる。

どの話も楽しいけど,一番好きだったのはおおかみの話。

野原でしげるにであったおおかみは,太ったうまそうな子どもだなと思う。

でも,その時しげるはどろだらけで,そのまま食べたらいっぺんにおなかをこわしそうな気がしたので,

しげるをきれいに洗うためのタライやせっけん・ブラシなどを急いで持って戻ってくるのだが・・・。

野原に帰ってきて見たものに呆然と立ちつくすおおかみのさし絵がなんともよかった。

いやいやえんのおもしろさは,大村百合子さんのイラストの力も大きいと思う。

子どもの時に何度も図書室から借りて読んだが,

大人になって読んでもしっかり楽しい本。

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