ニュージーランドの地震による死者の報道が入るたびに
人の死について考えてしまう。
希望を持ってニュージーランドへ留学して、まさか
自分が死ぬことになるとは、前の日にだれも考えなかっただろう。
それでも,いつかはみんなやってくる死。
ぼくもやがて死ぬだろう。
百年後には今生きている人間のほとんどがいなくなるだろう。
死は生きているから存在する。
今の生をどこまで続け、どのように生きるのか。
自分の死に際に、いい人生だった、よかったなと言って死ねるだろうか。
こればっかりはわからないな。
でもどんな形であれ必ずやってくる死を
見据えながら生きていけるかどうか。
その覚悟が今はまだない。
未練たらたらだろう。
「もし、世界の終わりが明日だとしても、ぼくは今日、林檎の種を蒔くだろう。」
そんな気持ちになれるものなのかな。
そういう生き方をしなさいということかな。
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