2011年1月23日日曜日

鳥インフルエンザ

先日鳥インフルエンザの蔓延を防ぐために、宮崎で鶏一万羽の殺処分があった。ニュースで報じられたのは簡単な、「一万羽の殺処分」である。ほかの鶏に感染させないためにはやむをえず鶏の命を殺すことになったということだろう。しかし、一万羽である。人間で考えてみたら、いかに人間中心の事柄かがよくわかる。インフルエンザにかかった人がいたら、他の人にインフルエンザがかかるおそれがあるかもしれないから、付近の住人一万人をすべて殺してしまうということだ。
人と鶏を同列に考えることはもちろんできない。しかし、口蹄疫のときもそうだったが、こういうニュースを見るたびに何とかならないのかと思ってしまうのである。これを書いたあと、「41万羽の殺処分」ということになった。なにをかいわんやである。

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