シンドバッドの冒険のロック鳥のところで
もう一度本を読み返してみたら、
ロック鳥の巨大な卵に穴を開けて
孵化間際だったひな鳥を商人たちが食べてしまったのだった。
それをみた親鳥のロック鳥が復讐のために巨大な岩を持ち上げて
海を進み、逃げる商人たちの船の上にその岩を落とし
船は木っ端みじんに壊れ沈んでしまいシンドバッドも漂流して・・・
流れ着いたところで海の老人にとりつかれる。
その海の老人はシンドバッドの首に足を巻き付けて
起きているときも寝ているときも恐ろしい力で片時も足を離すことがない。
シンドバッドが海の老人から逃れられたのは
自分でひょうたんの中に作った葡萄酒を海の老人がほしがって
よってよろよろした拍子に何とか振り落としたのである。
後で話を聞くと海の老人にとりつかれて助かったものは
今までに一人もいなかったということだった。
ロック鳥その2
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