2011年4月4日月曜日

福島の風評被害

90キロ離れても「客はゼロ」=記念館、鍾乳洞、沈む観光地―福島

地震、津波、原発事故と「三重苦」の事態が続く福島県。例年なら春休みシーズンでにぎわうはずの観光地は大きな打撃を受けている。「原発はいつ落ち着くのか」。観光客を受け入れる地元関係者は、いら立ちと不安を募らせている。
猪苗代町の野口英世記念館は、建物被害もなく1週間で営業を再開した。しかし、年間23万人を数える客足はピタリと止まり、来館者は「ゼロに等しい」(八子弥寿男館長)。原発から90キロ離れているものの、八子館長は「水も空気も大丈夫なので安心して来てほしいが、この状況はしばらく続くのではないか。できればゴールデンウイークまでには原発が落ち着いてほしい」と沈んだ声で語った。

福島の風評被害は

思った以上にひどそうだ。

90キロ離れても客はゼロとは。

原発事故の重大さが

こういうところにまで及ぶとは

夢にも思わなかったはずだ。

現実には「君子?危うきに近寄らず」で

福島の各地でこうした現象が起きている。

原発をとにかく何とかするのが

この風評被害を食い止める一番の要だ。

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