オーストリアのケーニッヒ湖畔にある「こどもの家」は女のたちが過ごす寄宿舎。
毎年夏になると多くの女の子が各地からやってきて、夏休みを過ごす。
ウィーンから来たルイーゼ・パルフィーとミュンヘンから来たロッテ・ケルナーは、「こどもの家」で出会う。
おてんばルイーゼと心やさしいロッテは、最初は反発するが、
お互いがあまりにも似ていることに驚き、すぐに仲良くなる。
ある日、ふたりはお互いの生まれた日や生まれた場所が同じ事から、
自分たちが実は双子であり、離婚した両親が、
子供を一人ずつ育てていたということを知る。
ルイーゼは、ママと姉妹がいたことを喜び、
ロッテはパパと姉妹がいたことを喜ぶ。
そして、両親を仲直りさせ、家族4人で一緒に暮らせるようにするために、
ふたりはある作戦を考える。どんな作戦を考えたのかは読んでのお楽しみ。
楽しい明るい物語で、ケストナーの作品の中でも読みやすい部類に入るだろう。
自分で読むには3.4年生くらいからかな。
0 件のコメント:
コメントを投稿