草野心平の詩の中におおいぬのふぐりの
出でくる詩がある。
カエルが冬眠から目覚めて、
春をよろこぶ姿をうたった詩。
春のうた 草野心平
ほっ まぶしいな
ほっ うれしいな
みずは つるつる
がぜは そよそよ
ケルルン クック
ああいいにおいだ
ケルルン クック
ほっ いぬのふぐりがさいている。
ほっ おおきなくもがうごいてくる。
ケルルン クック
ケルルン クック
実家の畑の隅にも
オオイヌノフグリを見つけた。
名前はかっこわるいけど
青い小さな星のような可憐な花だ。
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