体長が1ミリの10分の一の虫を見かけた。
開いた文庫本の上を歩いていた。
こんな虫にも命があって動いてるって
びっくりしてずっと見てた。
目には見えないけどばい菌や細菌も生きているよな。
命ってなんだろう。
ぼくの命とこの小さな虫の命とどう違うのだろう。
同じ命には違いない。
それを思うと不思議でならない。
ぼくはこの虫を指の先で押しつぶすことが
いともたやすくできてしまう。
それなのに命としては同じだ。
どうにも不思議だ。
全宇宙を設計された存在があるとしたら
その小さな虫にも愛を注がれただろう。
それなくしては存在できない。
ぼくも同じだ。
どんな使命を持ってここにあるのだろうか。
きっと使命があるに違いないのだ。
ぼくも虫も。
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