2011年4月1日金曜日

ふたりのロッテ

この本は、飛ぶ教室で有名なケストナーの作品。あらすじは、

オーストリアのケーニッヒ湖畔にある「こどもの家」は女のたちが過ごす寄宿舎。

毎年夏になると多くの女の子が各地からやってきて、夏休みを過ごす。

ウィーンから来たルイーゼ・パルフィーとミュンヘンから来たロッテ・ケルナーは、「こどもの家」で出会う。

おてんばルイーゼと心やさしいロッテは、最初は反発するが、

お互いがあまりにも似ていることに驚き、すぐに仲良くなる。

ある日、ふたりはお互いの生まれた日や生まれた場所が同じ事から、

自分たちが実は双子であり、離婚した両親が、

子供を一人ずつ育てていたということを知る。

ルイーゼは、ママと姉妹がいたことを喜び、

ロッテはパパと姉妹がいたことを喜ぶ。

そして、両親を仲直りさせ、家族4人で一緒に暮らせるようにするために、

ふたりはある作戦を考える。どんな作戦を考えたのかは読んでのお楽しみ。

楽しい明るい物語で、ケストナーの作品の中でも読みやすい部類に入るだろう。

自分で読むには3.4年生くらいからかな。

ふたりのロッテ (岩波少年文庫)
エーリヒ ケストナー
岩波書店
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