2011年4月12日火曜日

ねこ猫

ぼくが小学校の三年生くらいから

家にはいつも猫がいた。

最初もらって来た猫はミーちゃんといって

三毛猫のメスだった。

この子がとても穏やかな猫で

何をしても怒らないし、

爪を出すことのない猫だった。

ミーちゃんが産んだ猫が何代か
続いて、

野良で家に入って住み着いたのもいた。

いろんな気性やクセのある猫もいた。

たぶんミーちゃんの子だったと思うが、

髪の毛をなめるのがとても好きな猫がいた。

朝頭が痛いなあと目が覚めたら

その子がぼくの髪の毛を一生懸命舐めて

猫のザラザラの舌だからほんとうに痛かった。

目覚ましにはちょうどよかったのだけど。

チーズがとっても好きな猫もいたなあ。

チーズを食べてると、

ウニャウニャとすごくせがんでくるから、

よくやったもんだった。

子猫の時から気が荒いのもいた。

抱っこしてやってもすぐに

爪でひっかくし噛み付くしで

その時は手のひらや手の甲が

ひっかき傷だらけだった。

猫と言ってもいろいろだなあ、

と感心したものだ。







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