[ジュネーブ 5日 ロイター] 国連世界気象機関(WMO)は5日、北極圏上空のオゾン層破壊がこの数カ月間にわたって過去最大の規模で起きていると明らかにした。
WMOによると、地上や人工衛星などから観測した結果、今冬初めから3月末までの間にオゾン層の約40%が破壊された。これまでの最高は30%程度。原因はフロンなどのオゾンを破壊する物質が大気中に残っていることや、大気層の異常低温が考えられるという。
WMOは、オゾン破壊が北極からより低い緯度にまで広がれば、紫外線の増加が予測されるとの見方を示し、自国の紫外線予報を確認するよう呼び掛けている。
紫外線B波は皮膚がんや白内障、免疫システムの損傷と関わりがあるとされるほか、農作物や海洋生物の中にも悪影響を受けるものがあると、WMOは警告している。
asahi com2011年4月6日
とてもさらっと書いてあって見過ごしそうなニュースだけど
これってすごく大変な事態じゃないか。
オゾン層の40%が失われる、ということは約半分が
紫外線の直射を受けるということだろう。
これが北極という極地だからまだこんなに騒がれないけれども
人間が住んでいる地域であれば冗談じゃない数値だ。
オゾン層の破壊を止める方策を真剣にさぐるべきだ。
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