11世紀、北欧の地は、蛮族と恐れられたヴァイキングにより戦火にまみれていた。
その中に、父親を殺され、復讐のため戦場を駆け抜けた少年・トルフィンがいた。
彼は仇敵・アシェラッドを殺すために生き、生きるために戦った。
だが、イングランド王位をめぐる争いの中でアシェラッドは
不慮の死を遂げる。唯一の希望を失い、奴隷に身をやつしたトルフィンはそれでも
なお安息と豊穣の地、ヴィンランドを思い描く。
奴隷に身を落とし、何の希望もなく生きるトルフィン。
人生で初めてできた友と、彼は森を切り拓き麦を作る静かな毎日を送っていた。
そんな時、何者かによって畑が根こそぎ荒らされていることが判明。
明らかな悪意を前に彼は、首謀者と思しき奉公人を怒りにまかせ殴り倒してしまう。
またしても暴力に頼ってしまった彼は父の言葉「本当の戦士」の意味を悟り、
新たな人生をつかみ取ることを決意する。
骨太な物語が楽しみで、ずっと買い続けているがどの巻も期待を裏切らない。
最新刊の10は3月22日の予定だったが、4月22日に延期。楽しみ!!
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