2011年5月19日木曜日

ビー玉集め

ぼくの田舎(実家)は瀬戸内海の小さな島だ。

もう十年くらい前に橋ができて本土とつながったが

ぼくが小学生の頃は渡船といってフェリーで本土と行き来していた。

行き来といっても、すぐそばにあるのでフェリーで5分の島だった。

海はぼくの遊び場だった。

前にも書いたが潮干狩りやシャコほり、たこほりなど

海でできることは何でもやれた。

小学生の時に変な趣味もあった。

海に出かけていってビー玉を探すのだ。

海のビー玉は海の中の石と一緒に転がって

ガラスの表面が削れている。

これがビー玉遊びでビー玉を転がす時に指に引っかかって

非常に具合がいいのだ。

だからよく海にビー玉を探しに行った。

時々模様の変わったのを見つけると

とてもうれしかった。

ブリキの箱の中に集めたビー玉がたくさんあった。

その頃のぼくの宝物だった。

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