2011年3月14日月曜日

地震は天罰か?

東京都の石原慎太郎知事(78)は14日、東日本巨大地震に関連し、「津波をうまく利用して『我欲』を洗い落とす必要がある」「これはやっぱり天罰」などと述べた。


 石原知事は同日午後、都内で「震災に対する日本国民の対応をどう見るか」と報道陣に問われ、「スーパーになだれ込んで強奪するとかそういうバカな現象は、日本人に限って起こらない」などとした。さらに親が亡くなったことを長年隠し年金を不正受給していた高齢者所在不明問題に言及し、「日本人のアイデンティティーは我欲になった。政治もポピュリズムでやっている。津波をうまく利用してだね、我欲を1回洗い落とす必要があるね。積年たまった日本人の心のアカをね。これはやっぱり天罰だと思う」と語り、「被災者の方々はかわいそうですよ」と続けた。その後の記者会見で「『天罰』は不謹慎では」と質問が相次いだが、石原知事は「被災した方には非常に耳障りな言葉に聞こえるかもしれませんが、と言葉を添えている」とした。
(2011年3月14日21時52分 読売新聞)

石原慎太郎・東京都知事は14日、東日本大震災に関して、「日本人のアイデンティティーは我欲。この津波をうまく利用して我欲を1回洗い落とす必要がある。やっぱり天罰だと思う」と述べた。都内で報道陣に、大震災への国民の対応について感想を問われて答えた。

 発言の中で石原知事は「アメリカのアイデンティティーは自由。フランスは自由と博愛と平等。日本はそんなものはない。我欲だよ。物欲、金銭欲」と指摘した上で、「我欲に縛られて政治もポピュリズムでやっている。それを(津波で)一気に押し流す必要がある。積年たまった日本人の心のあかを」と話した。一方で「被災者の方々はかわいそうですよ」とも述べた。

 石原知事は最近、日本人の「我欲」が横行しているとの批判を繰り返している。 アサヒコム 2011年3月14日19時34分

津波で一万人を超える多数の人が死に、行方不明になり、負傷し、

家をなくして避難生活を続けている人が多数いる。

こういう状況の中で、なんと無神経な発言だろうか。

こういうときにそれを天罰という言葉にできるとは、

石原都知事こそ天罰にあえばいいのにと思った。

今回の地震・津波と現代の日本の風潮は関係ない。

どんな顔で言われたのだろうか、あきれてものも言えない。

と言いながら言っているが。

とにかく、この発言はいただけないし、

被害にあったわけでもないぼくの神経でさえ逆なでする。

今回の大地震や津波は、日本に対する警告だとは思うが、

決して天罰なんかじゃない。

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