2011年5月4日水曜日

アンパンマンは最初、親や出版社に評判悪かった

50代になって『アンパンマン』でブレークした、やなせたかし氏。自分の顔をちぎって与えてしまうヒーローを、最初に認めてくれたのは子供たちだったという。本誌インタビューに答える。(週刊ポスト2008年12月12日号より)

「『アンパンマン』は、最初は出版社や親に評判が悪くてね。だってひもじい思いをしている人にアンパンマンは自分の顔をちぎって与えてしまうんですから。でも、そのうちに子供たちからすごい人気が出てきたんですよ。

 僕はパンだから食べられるのは当然だと思っていたけどね、子供たちにはすごいインパクトだったのかな。まあ、考えてみれば世界にはいろんなスーパーマンがいるけれども、顔を食べさせるスーパーマンっていないんだよね(笑い)。その点が非常にユニークだったのかもしれないな」

『アンパンマンのマーチ』にこんな一節がある。

≪なんのために 生まれて / なにをして 生きるのか / こたえられないなんて / そんなのはいやだ!≫

「これは哲学の永遠の命題みたいなものだけど、『なんのために生まれてきたか』ってわからないまま人生を終えるのは残念ですね。この歌を子供の頃からずっと歌っていると、考えることが自然と身に付くような気がするんだ。そしてある時になると、わかる。僕がわかったのはいつかって? 60過ぎてからだな(笑い)。遅いんだよね」


うちの子供たちが小さかった頃、

アンパンマンをよく見させてもらった。

子供たちも大好きだったが、

親のぼくの方が別の意味で受けていたかもしれない。

別の意味というのは、アンパンマンに出てくる脇役たちの

おもしろいキャラクターが大いに受けたのだ。

たとえば、かまめしドンとか、ドーナツマンとか。

それにしても、おなかがすいて困っている人に対しては

自分の頭をちぎってまでも与えるアンパンマンは

どんなスーパーマンにも負けない何かがあった。

究極のヒーロー像だった。



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