2011年3月3日木曜日

北極と南極



北極と南極。

どちらも寒い極地だけど

どちらの方がより寒いかと聞かれて

すぐ答えられる人は少ないだろう。

正解は、南極。

北極はだいたいマイナス25℃だけど、

南極はマイナス50℃から60℃くらい。

これは、北極点が海の上に浮かんだ氷の上にあり、

南極が大陸であることによることの違いだ。

北極の氷の厚さはだいたい10メートルで、

氷の下の海水が氷になるぎりぎりの温度のマイナス1.8度だから、

氷に比べたら温かいその熱が下から伝わって氷の表面を温める。

それで、それほど温度が下がらないというわけ。

反対に南極は、陸地の上に氷の層がぶ厚く積み重なっている。

厚さは、平均約2450メートルあるそうだ。

だから、大陸の地熱が0℃であっても、分厚い氷を通っていくと気温がぐんぐん下がっていくわけ。

北極と南極、似ているようでこんなにもちがう。

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